フィギュアの買取相場はいくら？平均価格と値段の調べ方

ジャンル別の買取相場

買取相場が最も高いのはスケールフィギュアやfigmaで、1体500～2,000円ほどで買取されるのが一般的です。

また、人気や需要等によって高価買取されやすいフィギュアでもあり、中には1体10,000～20,000円もの値段で取引されるケースもあります。

ねんどろいどや景品のプライズフィギュアは、1体あたりの定価や仕入れ値が安い事もあり、買取価格は1体数百円が相場になります。

ただし、物によっては1,000円を超えるフィギュアも存在し、ねんどろいどに至っては5,000円前後で買取されるアイテムもあるので、相場が安いからといって侮れません。

フィギュアの買取相場は当てにならない！？

買取相場は、あくまでも「一般的にどのくらいの値段で売れるのか」を示したもので、自分が売る時の参考程度の情報です。

フィギュアの買取価格は、人気・需要や状態、付属品の有無、在庫状況など様々な要素が影響するため、必ず相場の価格で売れるとは限りません。

もちろん、フィギュアによっては相場以下の値段になってしまうこともありますが、場合によっては相場より断然高く売れることもあるので、売るか否かの判断を買取相場で考えるのは危険です。

フィギュアの値段調査をする時はここに注意！

フィギュアの買取価格は毎日変動しているため、その状況に応じて査定の金額も変わります。

利用したいお店でせっかく価格検索をしても、調べた日から査定日まで時間が空いてしまうと、金額が変わってしまうので注意しましょう。

メディア化により一部価格が急増することもありますが、大抵の場合は値段が下落してしまうので、フィギュアの買取価格を調べたら、できるだけ早めにお店を利用するのがオススメです。

利用店の比較をするなら総額判断を

フィギュアの買取店を選ぶために、価格の調査を行うのであれば、1体ごとの買取価格だけでなく、キャンペーンや特典を含めた総額で判断しましょう。

本体の値段は状況や状態、時期などによって変動するため、掲載されている金額よりも下がってしまう可能性がありますが、キャンペーンや特典は条件が決まっているため、大きく外れることがありません。

また、1体ごとの買取価格はお店によって大きく異なる場合もあり、売り分けをしないのであれば、全部含めて高く売れるお店を利用した方がお得です。

人気1位｜フィギュア買取ネット

フィギュア買取ネットの公式サイトでは「自動お見積り」というページがあり、売りたいフィギュアの価格調査がこちらで行えます。

キャラクター名やメーカー名などで絞り込む簡易検索機能ではなく、フィギュア情報を1体ずつ入力し、事前に仮見積をしてもらうという方法です。

入力の手間はありますが、スタッフがフィギュアの現在の買取価格を教えてくれるので、より現実的な値段を教えてもらえます。

売りたいフィギュアの点数が多い場合は、公式サイトで提供されているExcelファイルを利用すれば、何十体でも見積してもらう事が可能です。

人気2位｜もえたく！

もえたくの公式サイトには価格検索機能が備えられており、売りたいフィギュアの情報を1体ずつ入力すると、買取価格がその場で表示される仕組みです。

入力情報は「キャラクター名」「原作名」「フィギュアのシリーズ」「メーカー名」が対象になりますが、ねんどろいどやfigma、プライズフィギュアなども調べることができ、掲載情報量はかなり多めです。

ただし、掲載数が多い分、入力情報が少ないと該当フィギュアを探し出すのが大変なので、表示結果数が多くなってしまったら、複数キーワードで絞り込みましょう。

人気3位｜2次元美少女買取王国（にじおう）

にじおうの公式サイトも、もえたくと同じように価格検索システムが導入されており、さらに未開封10％アップやレベルアップ買取の自動算出も行えるので大変便利です。

検索機能として異なるのは、キーワード検索が「キャラクター名」「メーカー名」「JANコード」の3つにしか対応していないという点です。

ねんどろいどやfigmaの価格調査も行えますが、全体的なフィギュア掲載量がもえたくに比べて少ないため、有名キャラクターや作品でないと合致しないフィギュアも多くなります。

人気4位｜フィギュア買取アローズ

フィギュア買取アローズは、フィギュア買取ネットのような仮見積や、もえたく・にじおうのような価格検索機能がありません。

実物を送らないと買取価格が分からないので、公式サイトの情報で値段の参考に出来るのは、買取強化フィギュアの上限価格のみです。

新品同様の金額になるため、実際の買取価格とはかなり差が生じてしまいますが、フィギュア買取アローズで調べるならこの方法しかありません。

ワンピース

どこのフィギュア買取店でも買取強化を行っているのが、週刊少年ジャンプで人気のワンピースのフィギュアです。

漫画・アニメ・映画と多くのファンを獲得しているため、フィギュアの購入者層が広く存在します。

中古フィギュアでも売れ行きが好調なことから、買取においても高値で取引されるケースが多くなっているのです。

また、主人公ルフィやメインキャラクターだけでなく、サブキャラクターのフィギュアが意外と高く買取ってもらえることもあります。

ドラゴンボール

1984年から週刊少年ジャンプへの掲載が始まり、いまだ衰える事を知らない超大作ドラゴンボールは、今や大人から中高年まで多くのファン層を獲得しています。

国内だけでなく海外でも人気が高まっているので、フィギュアなど中古品の需要も多くあり、価格にも期待できるでしょう。

ドラゴンボールは展開しているグッズもたくさんありますが、レアなフィギュアはかなり高額人なるケースもあります。

銀魂

個性的なキャラクターや笑いと感動のストーリーで、特に女性を中心に人気を集めているのが、少年ジャンプの銀魂です。

そのファン層から、特に男性キャラクターのフィギュアが人気ですが、主人公の坂田銀時以外も高く売れる可能性があります。

漫画やアニメはもちろんのこと、映画も大ヒットしており、フィギュアを集める熱心なファンも多くいるため、買取価格には期待できるでしょう。

Fateシリーズ

2004年に発売されたパソコンゲームを皮切りに、ゲームだけでなくアニメ化にも成功し、多くのファンに支持されている作品です。

成人向けゲームとしての要素も持っている事から、フィギュア買取でも女性キャラクターの買取により値段がつきやすくなっています。

また、ランジェリースタイルのように露出が多いものや、ワンピース、着物、ドレス、部屋着のような女性らしい衣装のものは、より高価買取が期待できそうです。

ラブライブ（スクフェス）

アイドル育成をメインテーマとしてメディアミックス作品で、ストーリーや楽曲だけでなく、美少女たちの可愛さで有名です。

熱心な男性ファンを多く獲得しており、そのファン層を中心にラブライブのフィギュアが飛ぶように売れています。

フィギュアを含めたラブライブのグッズは、中古市場でも売れ行きが良く、高価買取が狙えます。

けいおん

原作の4コマ漫画からアニメ化し、男性を中心に爆発的な人気を獲得したのが、京アニ（京都アニメーション）のけいおんです。

フィギュアをはじめとする様々なアニメグッズを展開していますが、全体的に売れ行きが好調で、レアなグッズには高い価値がつけられています。

すでに放送は終了していますが、いまだ根強いファンが残っており、買取価格も期待に副うケースが多いようです。

物語シリーズ

アニプレックスでは、西尾維新氏の小説である「化物語「偽物語」「猫物語」など、様々な物語シリーズをメディア化して展開しています。

女性ファンも多い作品ではありますが、フィギュア買取では戦場ヶ原ひたぎ、忍野忍、八九寺真宵といった女性キャラクターが高値になりやすい傾向です。

まだまだ現役のシリーズなので、ファン層拡大が期待でき、買取市場でも安定した価格が望めるでしょう。

初音ミク

音声の合成技術を駆使したボーカロイドとして、多くのファンをその歌声で魅了した初音ミクは、見た目の可愛さでも支持されています。

グッズの展開も多い中、フィギュアをコレクションする人もたくさんいるので、買取価格も高くなりやすい傾向です。

バージョンアップ毎に発売される限定フィギュアや、イベント会場・店舗限定品などのレア度が高いフィギュアは、より一層の高価買取が期待できます。